KY=空気読めない、という人が多い現代ですが、空気を読んだ偉人たちがいたのです。
1959年、6月の有名な巨人対阪神の天覧試合、試合は9回裏で4対4の同点、このまま同点なら延長戦に突入し、天皇皇后両陛下は途中退席しなければならなかったのですが、あの長嶋茂雄のレフトポール際のきわどい打球をホームランと判定した塁審、この空気を読んだ判定?により試合は巨人が勝利し9回で決着をつけたのです。
最近では、沢尻エリカに会った外国人映画監督に記者団がインタビューしているとき、記者から「沢尻エリカの印象は?」と質問されて監督は「I don`t know who she is.」と答えたのを「別に・・・」と訳して伝えた同時通訳の女性、この人も空気を読んだ偉人なのです。
空気を読む、これはその人の感性や知性、経験などあらゆることが積み重なって養われる、その場にいた人が何を期待しているのかをとっさに判断する能力なのでしょう。
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